気持ちが冷めると好きな人にも赤面しなくなる

好きな人に対して、赤面してしまって困り果てている。

そんなあなたに読んでほしい。

あなたは、顔が赤くなってほとほと困っているかもしれませんが、そのときがいちばん胸がトキめいている幸せな状況です。

悲しいかな、そのトキめきは必ず終わります。

幸せな気分とともに。

気持ちが冷めるという悲しい必然です。

それでも、赤面しなくなるほうがいいという人もいらっしゃるでしょう。

私が、好きだった人に赤面しなくなった話しを書きましたので、少しの間お付き合いください。

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気持ちが冷めると、好きだった人にも赤面しなくなる

赤面症に悩んでいた私は、好きな女性と面と向かうとどうしても顔が赤くなってしまって困り果てていたのですが、ある出来事がきっかけで、好きだった人に対して、顔が赤くならなくなりました。

相手への恋心が消えてしまうような出来事。

そのあとは、気持ちが冷める感覚を覚えます。

そして、顔が赤くならなくなりました。

彼女が憧れの存在ではないことに気づいた

社内にいる、ある女性に対して、面と向かってコミュニケーションをとる時に、どうしても自分の顔が赤くなってしまうのでした。

早い話が、その女性の事が、率直に言えば好きだったわけですが、自分の顔が赤くなってしまう事が気になって、会話するのが、辛く感じていました。

しかし、ある出来事をきっかけに、その女性に対して、前のように赤面する事がなくなったのです。

それは、彼女への勝手な、私が付けたイメージが取り去られて行くのを感じる僅かな時間のことです。

女性同士の井戸端会議の近くにいてはいけない

どうして、意識していた女性に対して赤面しなくなったかというと、

女性社員達の昼食後の井戸端会議を、直ぐ横で、仕事をしながら聞かされるハメになってしまったからです。

幻想が崩れゆく時、現実に気づく

女性社員二人が、昼食後に会社の休憩用のテーブルで雑談をしていました。

私は忙しくて、二人が雑談しているテーブルのすぐ側にあるコンピューターで作業をしなくてはならなくなりました。(当時はデスクトップパソコンでブラウン管モニターでした。)

 

二人の女子社員、そのうちの一人は、私(男)がすぐ横で作業しているのも構わずに、ブライダル雑誌を捲りながら、男の話をまくし立てていました。

私を異性として眼中にないのはその女性の振る舞いで分かってはいましたが、

その女性の会話の内容が…

男として聞いていられないというか、

仕事がなければ、本当なら席を立ってしまいたい気にさせられました。

 

そして、残念なことに、もう一人、私がいつも赤面してしまうほうの女性も、口の悪いほうの女性に同調するように、会話中の言葉が乱れ始めました。

彼女までも、「そんな男って最低だよな〜」とか「何様だと思ってんだ」とか言っていました。

すぐ横で、私がパソコンのマウスを動かしているのが、分かっているはずなのに。

わざと私に聞こえるように言っていたのかもしれません。それは不明ですが。

その言葉使いと会話の内容を聞いて、私は心の中で、

「やめてくれよ、そんな話、男がいる所で…。」

と心の中で呟いていました。

 

私は、それから、今まで面と向かうと赤くなってしまっていた、その女性に対して、赤面しなくなりました。

見方が変わってしまったのです。

気持ち冷める感覚をそこで体験したのです。

ちょっとした怒りのような感情さえ覚えました。

 

それまでは、私の彼女に対する勝手な妄想が、自分の顔を赤くさせていたのです。

この人は、素敵な性格の人に違いないと。無意識に期待しながら、初恋の少年の気持ちだったのですね。

バカです。

 

その女性が、男性が近くで仕事をしていて聞こえているからから、エチケットとして、品のない会話は控えようと意識していたら、その後の私の赤面は続いていたかもしれません。

 

私の、その女性への赤面症は治りましたが、なぜか少し残念な気持ちにもなりました。

女性の方々はこんな私の記事を読んで、「だめだ、この男は…。」と思うかもしれません。

 

本当の人間関係は、相手の本性が分かっても、その発見が喜びとなっていく事が理想です。

 

私はそうはならなかったわけですが、赤面症が治る、1つのきっかけを知った出来事となったので、良しとしました。

嫌いになれなかった女性にも赤面しなくなった出来事

ここでもうひとつの体験談を書きます。

その女性は私に対してツッケンドウな態度で接してくることも多く、時に距離感を感じる人でした。

私は心の奥底でその人が好きだったようで、面と向かう度に顔を赤くしていました。

冷たくされても、感じの悪い対応をされても、不愉快な気持ちにさせられても私は赤面してしまうのでした。

しかし突然、私のその人への赤面グセは終わりを告げます。

小さな部屋で4、5人の会議があった時、正面に座った彼女が、薬指に指輪をはめた左手をこれ見よがしにテーブルの上に乗せたのです。

本人にそんな気はなかったと思いますが、

(これを見なさい!)といった感じで手を置いたので、私の心が一瞬、後退りをしました。

後で他の人の話を聞くと、彼女はもう半年ほど前に結婚していたのだそうです。

ご結婚されてラブラブだった人に、

「感じ悪い人だけどどうして自分は赤くなってしまうんだろう?」

なんてガキのように悩んでいた自分がとても滑稽に感じてしまいました。

少しの間はショックでしたが、そのあとはアホらしくてその女性と面と向かっても顔が赤くならなくなりました。

これも、また違った

気持ちが冷める

という感覚だと思います。

 

好きな人に赤面して悩んでいるあなた。

今がいちばん幸せなのかもしれませんよ。

こんな私の体験、あなたのお役に立てましたでしょうか?

 

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