会うとドキドキする人がいる場合の対策はあるのか?

会うとドキドキ、緊張してしまう人、あなたはどのように対処していますか?

あの人が視界に入った瞬間、ドキドキしてしまう。

このまま近ずいていくと顔が赤くなってしまう。

この厄介な現象はいったい何なのでしょう。

あたふたした自分を落ち着かせ、納得させるにはどうしたらいいのでしょう。

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なぜか、会うとドキドキしてしまう人、遠くに見つけただけでも…

学校や会社で、なぜか遠くに姿を発見しただけで、ドキドキと心拍数が上がってしまう人がいます。

たぶん、好き嫌いを別にしても、その人のことが心のそこで無意識に気になっているのでしょう。

もう、遠くの30mでも50m先でも、一瞬その人が視界に入ってくると、瞬く間に脳がシミュレーションするのです。

『このままいくと自分が近ずいて行ってすれ違うなぁ、緊張するなぁ』なんでこんな事で悩まなくてはいけないのだろうと、もう頭を掻き毟りたくなりますよね。

この、相手に近づいて行くまでの時間の長い事で長い事。そして通り過ぎた後の全身の汗。

何も起きない日常の出来事なのに。

まずこの状態に至る精神のメカニズムを考察してみましょう。

あなたの想像力の豊かさは未来不安妄想に過ぎない

想像力豊かなあなたは、相手のそばに来るまでの間に、一瞬にして幾つかのストーリーをシミュレーションします。

そして、何故だかマイナスイメージばかりを発想してしまいます。

  1. 自分が意味もなく真っ赤になっているイメージ
  2. 自分が赤面を抑えるために、仏頂面で通りすぎていくシーン
  3. 会話中、言葉がつまりアタフタしているシーン

などなど

要は、失敗のシーンを恐れているのです。

しかしそれと同時に、恐怖に立ち向かおうという気力もあなたにはまだ残っている状態です。

だからこそ心拍数が上がるのです。(これは脳科学的には、交感神経が興奮している状態です。)

完全に精神がグロッキーになっていれば、ドキドキすることはないでしょう。

しかし、それらの恐怖を生み出しているのは未来を予測している思考のその中に多大な妄想が含まれているからに他なりません。

ネガティブなことを思考するあなたの発想の癖が妄想に含まれているものだからこれは、恐怖しか答えが出て来ませんよね。

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憧れの人に会うと、あなたはどうなる?

このドキドキするという状態は、考え方によっては、大好きなスポーツ選手や憧れのアイドルに会える時の緊張感や期待と同種のものです。

そして、この緊張感が無くなってしまう事は、人としての感受性の豊かな時期が徐々に過ぎ去ってしまう事に他なりません。

そう考えるとなんだか少し寂しいものです。

人との距離感でドキドキしたり期待したり落胆したりするのは、あなたの心がまだフレッシュだという証拠ですよ。

お年を召しても生き生きとしていらっしゃる方は、このトキめく心を持ち続けている方々です。

 

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赤面しないように対策などしない

赤面するのが怖くてあなたは恐怖を感じていると思いますが、そんなあなたを意識している人はそれ程いないでしょう。

10人中5人もいないでしょう。

あなたの赤面癖を否定的に見ている人はその5人の中に半分もいないでしょう。

むしろ好感を持ってくれている事の方が多いと思いますよ。

純粋でいい感じだとか、カワイイだとか…。

そんなふうに考えれば、ほとんどの人が、あなたの赤面にはマイナスな感情を抱いていない事が分かります。

赤面するあなたにマイナスな感情を抱いているのは、あなた本人だけかもしれませんね。

だから、あなた自身が、赤面するあなたを優しく受け入れいてあげれば、世の中丸く収まる訳です。

なにも対策など必要ないのです。

赤面したら「今日も感受性が冴えてるな、自分!」と言ってみましょう。

一歩進んで、会うとドキドキして赤面してしまう相手には、何回続けて赤面し続けられるかチャレンジしてみるくらいの気持ちで楽しんでいいんです。

ドキドキするのは相手のせいなのだ!

ドキドキして赤くなるのを悩んでしまうあなたは真面目で誠実な人だと思いますが、それらの反応は、脳の構造上、危険に対処するための真っ当な反応だとも言えます。

普通のことなのです。

だからこそ、ドキドキしてしまう相手に原因があるのです。

あなたがドキドキするのはどんな人?

私が、ドキドキしてしまうタイプの人をあげてみますので参考になれば幸いです。

顔が怖い(仏頂面)の人

人とは不思議なもので、人混みを見ていると、なぜかなぜか「怖い顔」をしている人に自分の意識がフォーカスしてしまいます。

目が笑っていなくて口角がグッと下がった人に、なぜだか視線が止まって追いかけてしまうのです。

たぶん、無意識の自己防衛本能なのでしょう。

交感神経が優位になって、闘うか逃げるかの準備を脳が勝手にしてしまうわけです。

挨拶しない人

仕事場で会う人とすれ違う時には、挨拶することを習慣にしている場合、過去に数回、こちらが「お疲れ様です」なんて挨拶しても、スルーされたり、横を向かれたりしたことを経験したことはありますか?

そんな人、「あ、〇〇さんが向こうから歩いてきた。」

うあ〜、またあの瞬間がやってくるのか〜

挨拶は本来気持ちがいいコミュニケーションなのに、スルーされる恐怖でドキドキしてしまう。

こちらは、ひとつも悪くないのに。

自分のことを嫌っている人

せっかく幸せな気分でいる時に、なぜだか知らねど自分に敵意を持っている人、自分をあからさまに嫌っている人が、遠くからやってくるのを発見。

自分と地位がそれほど変わらなければ、なんだよ!くらいの事で済ませられますが、相手の地位が随分と上だったりすると、ドキドキしてしまうことがあります。

一種のパワハラに対しての自己防衛本能です。

前は話しかけてきた人が冷淡になった

仕事場で、前はよく近くに寄ってきて激励してくれたその組織の一番偉い地位の人が、なぜだか全然近寄って来なくなった。

俺、何かヘマをやっただろうか?

悪い噂でも広まっていないよな〜

なんていう状態の時、その、いちばん偉い人が私の視界に入ってくる。

「これは、今期で私との契約を終わりにするという、小出しのサインなのか?」

そんなこと思いながら、その偉い人が話しかけてくるか、挨拶だけなのか、こちらに歩いてくる時にドキドキしてしまうのです。

相手が魅力的すぎる

人間の本能として、異性が魅力的すぎるとドキドキしてしまいますよね。

特に、私なんか、身の回りにあまり綺麗な人がいないので、数少ない魅力的な女性がグループの中に数名だけ存在すると、1日の中でその人に会う時だけ身構えてしまいます。

緊張してしまうのです。

会うと緊張が相手にも移って、変なやりとりになります。

それが、ちょっとしたトラウマになって、あ、あの人だ!となっただけでドキドキしてしまいます。

ドキドキする自分を責めない

そうです。ドキドキするのは大抵、相手の方に原因があります。

自分に非があると思うから、ドキドキするのです。

相手の期待に答えようとする必要はないんですよね。

そして、悩まない。悩むことを繰り返すと、脳にネガティブ思考回路が形成されてしまいますからね。

自分を肯定し、相手を想う

会うとドキドキしてしまっている時は、自分より相手が立場上有利になっている精神状態です。

 

これを和らげるために私がやっている方法は、

「私とお話ししたらきっと楽しくなりますよ」

「私はあなたを幸せな気分にできますよ」

と、近づいてくる相手に対して想うことです。

 

自己を肯定すると気持ちが多少大きくなります。

ドキドキが和らぎます。

 

仏頂面の相手には、ガン見はせずに、背中に向かって、

「充実した1日を送ってくださいね」

と念を送ります。

 

自己肯定感を持って、逆に相手を許すくらいの気分でいればドキドキした時の記憶を恐怖感として積み重ねることはなくなるでしょう。

相手も自分もただの肉の塊に過ぎないと割り切る

上に書いたような、超善行な人間になんて演技でもなることはできないと思ってしまった方もいらしゃることでしょう。

そんな人のために、もう一つ、会うとドキドキする人への対策はこれです。

相手も自分も、ただの肉の塊に過ぎないと思うことです。

肉の塊に電気が流れただけです

あなたが、その人を目にした瞬間にドキドキするのは、ただの脳の反射です。

偶然にも目に光(相手)が当たって、その光が電気信号に変換され、その電気が、脳という肉の塊の真ん中(視床)を通過して脳の各部分に勝手に流れていき勝手に反応しているだけなのです。

勝手に脳が反応している状態を、まるで自分が自分で、嫌だとか恥ずかしいとか「自分の意志」で導き出したかのように感じてしまう。

これが動揺する原因です。

ドキドキしたときは、「このドキドキは脳が電気信号で勝手にチョイスした反応で、私とは他のものだ」と割り切ることです。

ドキドキする相手の気なる表情や仕草なども、「肉の塊に、今、電気が流れて、彼の意思とは関係なく勝手に脳があんな態度(反応)をさせているんだな。」

と考えてみます。

ドキドキする人に会うたびにこれをやっていると、綺麗な女性も、ただの肉の塊に電気が流れて無意識に反応しているだけだということがわかってきます。

どんな、偉い人も、ただそれだけのことです。

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