あなたが考える『普通の人』とはどんな人でしょうか。そして、あなたの身の回りには、あなたの考える『普通の人』を絵に描いたような人物って存在しますか?
『普通の人』であることに向かって一生懸命になるのは本末転倒
あなたは、もしかしたら、『究極の普通人間』になろうと頑張っているのではありませんか?
自分が、ちょっと変な事をしてしまって、浴びたくない注目を周りから浴びてしまい、自暴自棄になってしまう事って誰にでもあります。
そう、だれにでもある事なのです。しかし、あがり症、赤面症に悩んでいる人は、そこにこだわってしまいます。
そして、気付かぬうちに『普通』の中に自分を埋没させようと努力します。
自分がノーマルな人間であれば恥をかかないんだと。
変わったデザインの服は選ばず、周りと違う意見は言わず、なるべく注目を浴びないように毎日生活する。普通の人である事を目標に人生を驀進する?
なんと勿体無い生き方でしょう。
そして、そこを目標にする事は、あがり症、赤面症の人には逆効果です。
何事に於いてもノーマルな人間って、世の中にはそうは居ません。
それに考えてもみてください。
世の中の全員が『普通人間』だったら、なんとつまらない事か。
世の中なぜか、ちょっと変わっているほうが人を惹きつける
あなたの身の回りにいる人で、その場の雰囲気を盛り上げてくれる人はどんな人でしょうか?ちょっと目の付け所が普通の人と違っていたり、ものを大袈裟に言ってみたり、しゃべるタイミングが絶妙だったり…。
それが、個性というものです。たくさんの人間が自分たちの個性を表現し、影響されながら、人生を豊かなものにしていくのです。
だから、あなたも自分の個性を大切にしてください。あなたの個性が注目を浴びる事をマイナスに感じないこと。
世の中、ちょっと変わった人が、人から愛されるというのは事実です。
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プロゴルファーの石川遼選手のデビュー当時のニックネームは『はにかみ王子』です。
アメリカの試合に初参戦した時、現地のマスコミは『shy prince』と紹介しています。
『shy』が否定的な意味だけではないのは、なんとなくこの事からも分かります。
捨てる神あれば拾う神あり
あなたが、大勢の人の前であたふたして言葉にならない言葉を発していたとしましょう。
「何やってんだ、ダメだ」と評価する思考の人間がいるもう一方で、「分かりにくかったけれど、切実さがガンガン伝わってきた」「いつまでも初々しさを残した人って好感が持てる」と感じる人もいるのです。
あがり症の自分、赤面症の自分、上等だ!「これでいいのだ!」と最後に言いましょう。
明石家さんまさんも言っています。
“緊張しない奴は大成しない”と。