頬が赤い化粧をチークでわざわざする理由とは?

頬が赤い女性

もしかしたら女性は、潜在意識の中に、頰を赤くしたら男性を惹きつけることができるということが分かっているのかもしれません。

これは、私の勝手な推論ですが…。

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頬が赤い化粧をチークでわざわざする理由とはなんでしょう?

女性が、頬を赤く見せるためにチークを使いますが、なぜわざわざそんなことをするかといえば、それはズバリ、異性を惹きつけるためだと言ったら女性から反発を受けるでしょうか。

現在では、女性の考え方も変化してきて、自分自身の満足のために化粧を楽しんでいる方々が多いのですが、元はと言えば、くどいようですが、男性を惹きつけるためにほっぺを赤くしていたのです。

結論をここで最初に申しておきます。

だから、顔が赤くなって困っているあなたは、そのままでいいのです。

頬を、なぜメイクで意図的に赤くする必要があるの?

チークは顔の血色が良く見えるようにとか、小顔に見えるようにだとか、または頬の陰影をつけるために施すメイクだと巷では解説されているようです。

化粧をオシャレや、自分自身の顔のコンプレックス解消の技として解説すればそういう言い方になります。

日本では、お化粧は社会に出るときの身だしなみとしての要素が強いのかもしれません。

または、それらは女性自身がおしゃれを楽しむという、自己表現のひとつになっています。

しかし、メイクの専門家が口にしないであろう、もうひとつの側面として、

化粧とは、大昔は、男性を惹きつけるための技のひとつだった。

ということです。

そういう側面から、チークまたは頬紅という化粧を考えてみると、それは男性に対して、「軽く頬を紅潮させた状態」即ち「照れている」まさに「赤面」している様を意図的に演出しているともいえるでしょう。

化粧してまで赤面を演出する理由

ここからは私の全く根拠のない発想です。

不愉快なら忘れて下さい。

 

太古の大昔、長年の言い伝えか、DNAの思し召しか知らないが、なぜだか、頬を紅潮させた女性の方がオスを射止めるのが早かった。

やがてそれが言い伝えとして伝承され、頬を紅くする化粧が今の今まで引き継がれてきた。

これすなわち、女性のぽっと赤らんだ頬は、男性にとって魅力的に映るわけです。

 

失礼な話になりますが、ニホンザルは発情期には顔が真っ赤になります。

人間に近いお猿さんを見ると、女性が化粧で頬を赤くするのは、その名残だとも考えられます。

五社英雄監督の『薄化粧』の印象的なシーン

あなたは、五社英雄監督の『薄化粧』という映画を観たことがありますか?

観たことがある方なら、なぜここでその映画の話題を出したか、すぐにピンときたはずですよね。

そう、藤真利子さん演じる「ちえ」の、あのグッとくるシーンです。

観ていない方のために簡単に説明しますと、

 

逃亡犯(緒形拳)に惚れてしまった「ちえ」が、その男について行くために、決心して会いに行く直前に化粧をする。

というシーンを五社英雄監督は芸術的に演出しています。

たしか、ちえが口紅を引いた後で、その口紅を手の甲に一度塗ります。

その口紅のついた手の甲を自分の頬に当ててぼかして、頬紅にするというシーンです。

すると、やっぱり「ちえ」の顔が色っぽくなってしまうのでした。

今、おぼろげな記憶だけで書いているので、違っているかもしれませんが、ざっとこんな感じです。

男性に可愛いと思われたい一心で、頬に紅を差すのです。

ちなみに、五社作品を知らない人のために説明しますと、お笑い芸人の、友近さんがパロってる世界の本物版(真面目な奴)です。

よけい分かりづらかったかな…。

目の下チークは赤面症コスプレ?

モデルさんやアイドルも赤ら顔メイク

最近の事、でもないですが、活動停止してしまったアイドルグループ『Berryz工房』の『Loving you Too much』という曲のミュージックビデオを観ていたら、Berryz工房のメンバーのメイクがなんだか不自然に目の下あたりがピンク色になっています。

これが、目の下チークっていうお化粧なのかはわかりませんが、見方によっては、可愛い現代の“おてもやん”です。

「おてもやん」ってご存知ですか?
熊本の民謡です。おてもやんが、お嫁入りするお話です。なぜか、おてもやんの踊りをするときに、頬を赤くするメイクをするのです。それで、頬を化粧で必要以上に赤くすると、「なんだ、そのおてもやんみたいな化粧は!」とからかわれるわけです。

赤面症で悩んでいるあなた言いたいことは、モデルさんやアイドルでさえ赤ら顔にする努力?をして可愛く見せようとしているのです。

近頃では、耳にもチーク

今日、満員電車に揺られながら、ドア上の液晶モニタを見ていたら、とある化粧品会社の宣伝映像が流れていました。

頬骨に沿ってチークを馴染ませたあと、その手に残ったたチークを、耳の上部と耳たぶににつけるというものでした。

これであなたも浴衣美人!みたいな宣伝文句でした。

これも、まさしく赤面症を演出しているのでしょう。

不思議なものです。

赤面した時に同時に起きる動揺を赤面のせいだと勘違いしているのかも

赤面することは二次的な作用かもしれないのです

そのように考えてみれば、赤面症のあなたは、もしかしたら顔が赤くなる症状で良かったのかもしれません。

女性の場合、相手に感情が読まれやすいというのは、良い方向にしか行かないんじゃないでしょうか?

動揺の症状は赤面だけではない

あなたが赤面してしまうようなシチュエーションで、他の人は逆に、顔面蒼白になったり、立っていられなくなったり、声が出なくなったり、大声を出してしまったり…。

そんな人も多分いると思いますよ。

それと比べれば、男性受けの良い赤面ちゃんでよかったのですよ。

 

こんな話を読んで、赤面症の自分に、ちょっと愛着がわいていただけたら嬉しい限りです。

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