幸か不幸か、赤面症のあなたは、普通の人より赤面症についてよく知っている人ということになります。
冷静になって顔が赤くなる原因を分析することであなたの焦燥感は和らぐかもしれませんよ。
顔が赤くなる機会が多いほど、原因分析の材料が増えます。それはチャンスになります
分析データは多いほどよい
朝、出社して直ぐ、別の部署のイケメンさんやカワイイ社員さんに、挨拶して、いつものように顔が赤くなり、エレベーターで、また別の人と2人きりになり、なにか言葉を発せなければと思いながら、何のコミュニュケーションも出来ずに赤面。
大勢の中で遠くから名前を呼ばれ、周りの人達の視線を一斉に受けたらまたまた赤くなる。
赤面症で悩む人の毎日とは、ざっとこのようなものでしょう。
こんな毎日を、辛くて辛くてしょうがないと感じているあなた、ちょっと発想を変えて、おかしく楽しく興味深い日々を送れるように発想を少し変えてみましょう。
あなたが、いつもいつも赤面しているなら、それは赤面の原因を探るデータをたくさん集められる貴重なチャンスを周りの人よりも多く持っているという事でもあります。
そのデータを記録し、冷静になって分析してみれば、きっと見えてくるものがあるはずです。
関連記事
冷静な人の特徴を分析して動揺しやすい自分にさよならしよう!
いっその事、赤面症研究のオーソリティになってしまいましょう。
顔が赤くなる場面の事例をいくつかのパターンに分けてみる
あなたは、例えばひと月に何回ぐらい顔が紅潮してしまう場面に遭遇していますか?
赤面症で苦しんでおられるなら、相当な回数の赤ら顔を経験しているはずです。
そこで、その場面場面を軽くパターン分けてしてみましょう。例えば
-
- 明らかに恋心を抱いて
- 異性を意識して
- 会話が続かない恐怖
- 見られていることによる緊張
などなど
自分で、自分の体験をもとにパターンを書き出してみましょう。
ひとつひとつのパターンを分析する
それぞれのパターンを、楽しむような感覚でいいですから分析してみましょう。
Aパターン、Bパターン、Cパターン…。
自分はどのパターンでの赤面が多いのか。
そこで、顔が赤くなる機会の多いあなたの現状が活きてきます。
あなたが赤面してしまう場面、またはその前後に「あ〜、これはAパターンの事例だな」とか、「この人に会うとBパターンの赤面になる」とか、頭で理解できるようになってきます。
赤面する度にこの検証を毎回する習慣をつけます。
そのうちに、言い方を変えれば、『感情の残りを味合わずに、直ぐに第三者の視点になる』習慣も身につける事にもなります。
自分以外の人が赤面している場面に遭遇した時も、その原因を探ってみると、冷静にその人精神状態が分かってくるかもしれませんよ。
あ、今この人は◯◯型赤面状態だ…など。
赤面症軽減トレーニングマシーンが向こうから来たと思えば
無料で使える赤面症克服マシーンがたくさん
あなたの生活環境は、赤面症研究の絶好の実験室であり、研究材料が豊富にある状態です。
そしてそこには、完全無料で使える『赤面症軽減トレーニングマシーン』がある。
または赤面症軽減トレーニングの練習相手がタダで協力してくれるわけですから、これは活用しない手は無いですよね。
最終的にはこれらが無意識の域まで行けたら凄い事です。
赤面に対処する練習相手になってくれた相手に感謝した日
私の体験談です。
毎日にのように、面と向かって話をすると、私の顔が赤くなってしまう。
仕事先にそんな女性がいました。
私は自意識過剰で、その人の私に対する対応に一喜一憂していました。
その女性は気分の上下が顕著で、すごく温厚だったり、時にはすごくぶっきらぼうで冷たかったりと、ちょっと話をするだけで動揺させられる人でした。
そうしたら、最近、結婚されたことを知りました。
私は、それまでたぶん、その人と話すと、鼻の下が伸びていたのだと思いますが、その女性が結婚したと聞いて、
ただの性格にムラのある人だっただけだったんだな。と目が覚めました。
その女性に対して顔が赤くなることがなくなりました。だって、誰かの奥様に顔を赤くするって、自分で考えてもおかしいですもん。
私はこう考えました。
「今まで、赤面症を治す練習相手になっていただいてありがとうございました。」
関連記事