自分を知ってもらう。
まさか自分がこんなことで悩むなんて。
なんか、今ひとつ新しい環境に馴染めていないなあと感じている方はいますか?
新しい職場や学校、知っている人のいないサークルに入った時など、仲間に溶け込むのに時間がかかってしまうという悩みを持っている方は少なくないでしょう。
そんな人に向けてのちょっとした小技の紹介です。
自分を知ってもらうためのちょっとした工夫をしてみましょう。
自分の声を使って。
自分を知ってもらうために、声をちょっとだけ遠くに届かせる
普段より、ちょっとだけ、自分の声がいつもより遠くの人にまで聞こえるようにすると、きっといいことがあるに違いありません。
あなたに興味のある人が増えて、今まで会話をしたことのない人が声をかけてくることもあるでしょう。
そして、コミュニケーションがスムーズになるかもしれませんよ。
あなたに話しかけてこない人も、あなたが何を話していたかを、きっと記憶の片隅に残すでしょう。
○○さんって、あんな人なんだ。
○○さんって温厚そうだなぁ。
とか、
これで、自分を知ってもらう作戦は成功。
普段より10%、自分の声のボリュームを上げてみる
自分を知ってもらうには、「小さな事からコツコツと」で良いのです。
何もやらないよりはましです。
効果がなくったって、誰にも気付かれなくてもよいのです。
むしろ、気付かれないように自分発信力を高めてみましょう。
少しだけでもいいから、自分発信の出力を上げてみる
普段の話す声を少しだけ音量アップしてみると、ただそれだけで沈んだ気分の矯正にもなりますし、ちょっとだけ自分の積極性が増したような気持ちになります。
照れ屋のあなたは自然と自己アピールが少なく、本当は目立たず静かにしているのが好きなのかもしれませんが、交友の輪が無意識に広がると、そんなあなたでも、気持ちが良いものですよね。
少し遠めにいる人にあなたの声が聞こえると
自分の声を10%大きくすると、今まで、あなたの事を気に止めていなかった、少し遠めに座っている人が、無意識に話に加わってきたりする事が増えます。
あなたの話に加わってこようとする人は、その時、能動的になっているので、沈黙に窮することもないでしょう。
あなたのことに興味がなくても、話の内容に興味があれば、話の混ざってくるかもしれません。
声をちょっとだけ大きくするだけでもあなたのコミュニケーションエリアが広がります。
自分お声の届く範囲がちょっとだけ広がっただけで、あなたのパーソナリティが伝わりやすくなるのです。
あなたに話しかけて来ない人でも、きっと仕事をしながら、あなたの声を聞いているものです。
もしかしたら、その話題なら是非、話に加わりたいと思いながら書類の整理に追われているかもしれません。
異性もあなたの声を聞いている
学生時代にこんな思い出はありませんか、親しい友達とほんとに下らない話をしていて、ふと気づくと、ちょっと離れた所にいる異性がこっちをちらっと見て笑っていたりした事。
あなたは、逆にそこから、意識を強めてしまったかもしれませんが、人によっては、「これは仲良くなるチャンス」と思う人もいます。
偶然に目と目が合った時はニコッとするといいんだそうですよ。(若者限定)
でも、これが自然にできたら悩みませんよね。
こんな、無意識のリラックスした状態の自分を知ってもらえたら、すごく楽なんですけどね。
能動的な性格の人に、時には手伝ってもらいましょう
あなたと同じような価値観を持っている人は、自然とあなたの声に共鳴するでしょう。
ちょっとだけ声のボリュームを上げるだけなんて、地味目な発信方法ですが、自分のキャラクターをだせずに悩んでいるあなたなら、無理せず、このくらいの事から始めればいいと思います。
いつもなら自分の会話が届いてないだろうギリギリの1人分のエリアを広げる気持で話してみましょう。
あなたの話の内容によっては、普段は接点のない人が、実はあなたと同じ趣味を持っていた、なんて事もあるかもしれません。
声のボリュームが少し上がっただけで積極性が湧いてくる
人に話しかけられたときにも、いつもより少しだけ声を大きくすると、相手も、「オッ!〇〇さん、今日はいい感じだな」という事が起こります。
自分でも気持ち良いですし、マイナス効果はほぼありません。
恥ずかしがり屋のあなたでも、これなら出来ると思います。
効果がなくてもいいじゃありませんか。
声を出す事は気持ちのいい事です。
ワンセンテンス増やしてみる
気持ちのいい日には、自分の声をちょっと大きめにしたついでに、フレーズを増やしてみましょうか。
この際、自虐ギャグでも構いません。
あくまで無理のないように、気持ちのいい日に…。
声は大きくし過ぎないように
いくら自分を知ってもらうためとは言っても、大き過ぎる声は、自分の印象を悪くさせる場合があります。
声が大きくて、独り言なのか、周りの人間に向けて言っているのか分からないような人っていますよね。
- ちょっと自己顕示欲の強いしタイプの人。
- 組織のリーダーをやっている都合上そうしている人。
私の知っているリーダーにもそんな人はいます。
狭い事務所でみんな適切な(静かに)ボリュームで会話しているのだが、
そのリーダーが、ガチャっとドアを開けて入って来るなり、その部屋の広さに相応しくないボリューム(大)で話し始めるという…。
それも、独り言なのか、周りに向かって言っているのか分からない。たぶん両方でしょう。
まさに、俺はココにいるぜ!
と、主張しています。
こんなタイプの人のエッセンスを少し参考にして、自分を知ってもらうために利用するわけです。
だから、大声は出さずに、ほどほどに笑顔をつけて自分の会話を話す相手以外にも届かせましょう。