意識的に姿勢を良くして、良い表情で仕事をしていれば、ゆっくりと、遠くから評価が上がり巡り巡ってあなたに好循環が生まれるというお話です。
やがてあなたに自信が回復し、自己評価も高まり、赤面症もきっと和らいでくることを願って。
自信のなさは、なぜか背中を見ると分かります。
自分自身に否定的な評価を下す習慣がついてしまった人は、無意識に、背中が語ってしまうのです。
こちらの勝手な妄想かもしれませんが、背中からそんな「負のオーラ」をどんよりと漂わせている人、あなたの身近にいませんか?
もしかして、あなたがそうなら、気をつけましょう。
外側から変わっていく事も効果はあります
内面からじっくりと検証して自己評価をし直し、自信を取り戻していく事は、赤面症克服には大切ですが、それと同時に、外側を変えることにより、気分転換を図るのもよい方法です。
例えば、猫背になった姿勢を真っ直ぐにすることだけでも、気持ちは引き締まります。丸まって両肩が落ちた姿勢は、自信の無さとやる気のなさを連想させてしまいますので気を付けたいところです。
それに加えて、表情も、あなたの仕事内容に合わせて、自分で演出できれば、さらに良いでしょう。口をグッと噤んだ表情や、前を真っ直ぐ向いた目など、第三者から見ると、立派な人、自信のある人、頼れる人に思えます。
アイドルの自己演出に学ぶ
私見で申し訳ないのですが、とある女性アイドルをテレビで見て、デビュー当時、そのアイドルさんをそれ程カワイイとは思わなかったのですが、いつからか彼女は、口角をグッと上げて笑顔を作るようになりました。
意識して表情作っているのが分かりました。多分一般人の生活の中で、そこまで口角は上げないだろうと、私には思えました。
そのアイドルさんは、意識的にその表情を研究して作っていたのかもしれませんが、見慣れると、その口角をグッと上げた表情が自然になってきて人気も上々です。私もファンになってしまいました。
そんな風にして、外側から自分を変えていくという方法もあります。
第三者が勝手にあなたの評価を上げる
あなたの事をよく知らない人は、あなたの外見からの雰囲気やオーラのようなもので、あなたを判断します。
私の職場には、会話するほどの関係ではない、職員さんがたくさんいますが、やはりそこにも、姿勢や表情が良くないので、やる気がなさそうに見える人がいます。
近しい関係の人は、その方が実際はそうではないという事が分かっているかもしれませんが、遠い関係の人には「いつも怠そうに仕事をしている人」という印象だけが残ってしまいます。
このような事は、人間関係を築く上で、遠回しにもったいない事象です。
自己評価は、実は他人からの評価
自己評価とは、実は他人の自分に対する評価を人伝に小耳に挟んだりしたものや、直接面と向かって言われた事などが集積してできたものを自分で受け止めたものだったりします。「ああ自分はそうなのか、そうだよな〜」と。
特に自己評価の低い人間であればあるほど、その傾向は強いものです。
姿勢を正すだけで好循環が巡り始める
あなたが、姿勢をシャキッと正して、キリッとした表情や爽やかな表情で仕事をしていれば、その背中から漂うポジティブな印象は、遠くから遠くから回り回って、あなたの評価を少しづつ押し上げていくでしょう。
仕事が出来る出来ないという事ではありません。ただ、シャキッとしているというだけで、評価が上がるのです。
そんな遠くからの高評価は徐々にあなたの耳に入って来るまで近ずいてくるでしょう。そしてあなたは少しだけ自信を取り戻します。
そんなことが偶然、数回繰り返されると…。
かなり長い長い道のりですが、このようにして自己評価が回復する可能性もあるのです。
最終的には、外側も心の内側にも自信がついて、誰とでも普通に会話が可能になり、赤面症も克服出来れば、素晴らしいことです。