人から頼みごとをされた時、最後は断るものの、何だかこちらのほうが悪いような、どんよりと煮え切らない気分になりませんか?
これは、その人の性格にもよりますが、そこをキッパリと清々しく断れるようになれたら、ストレスを溜めない生き方ができるはずです。
頼みごとを断る勇気がなくて人付き合いが苦手に
人に頼みごとを断る勇気がないあなたは、グループの中にいても居心地が悪くて、いつも早く帰りたいなあなんて思っていると思います。
自分の意思を押し殺して、周りの人にいつも合わせてばかりで、自分が無くなってしまうような感覚。
人と接するのは、学校や会社で会う人だけもう十分で、心が疲弊してしまって、休日まで人に会いたいとまで思えないあなた。長年、自己主張を控えめにして生きてきただけに、なかなかその性格を変えることは難しいですよね。
気が優しすぎて人嫌いになる?
人の頼みごとを断る勇気がない人は、断ることが気まずいと感じているので、自分が人にものを頼む事も必然的に躊躇します。
相手も、自分が思っているような感覚を持っているだろうと…。
他人との心の距離感が狭められずに、心を通わそうとすると緊張で赤面してしまったり。
このような生活サイクルで長年生活していると、こちらから相手に話しかける事すら苦手になってしまうこともあります。気の優しいあなたの様な人間が特にそうです。
優しすぎて人付き合いが苦手になってしまうなんてなんだか寂しいことです。
断られることに慣れていこう
世の中には、いろいろなパーソナリティを持った人がいます。
案外この世の中って凸の人(自己主張の強い人)と、凹の人(自分を殺して相手の意見を尊重する人)がいることで平和が成り立っているという、ちょっと不公平な側面があるようです。
自分の意見を抑えて、自己主張の強い人間を、大目に見てあげているばかりで、こんな平和はもう嫌になってしまったのがあなたです。
ここらで、ちょっと生き方の軌道修正をしてみるのも悪くはないかもしれません。
断られれば断ることも出来る
基本的に、人の性格が劇的に変わることはないと思います。特に成人してからは、〇〇デビューでイメチェンするのも難しいですから、小さいことからコツコツとやっていきましょう。
あなたは、NOと言えず、NOと言われることも恐れています。
ここから打ち崩していきたいですね。それには断られる恐怖を和らげる練習が必要です。練習という言い方は良くないですね。
断られることに少しずつ慣れていきましょう。
どんなふうにして?
相手が断りやすいことを頼んでみるのです。
むしろ相手に必ず断られるような頼みごとをして、自分が断られることに慣れていきましょう。
極端な話ですが、例えば、「〇〇さん、100万円ちょうだい」みたいな頼みごとをしてみましょう。
すみません私の発想は品がないですね。
自分が断られることのシャワーを浴びることに慣れるとともに、相手のリアクションから、上手に断る方法を学ぶ機会にもなります。
断られることに慣れると、人に自分の意見を言う事ができるようになってきますし、頼まれた事にいやいやOKするという状況も改善されてくるでしょう。