私の感覚的な体験なのですが、朝の時間帯は比較的、顔が赤くならないと感じるのですが、あなたはそう感じた事はありませんか?
朝、顔が赤くなりにくいのはなぜ?
個人差はありますが、もしあなたも、同じように感じていたなら、朝に赤面の症状が表れにくい原因を一緒に考えてみましょう。
- 低血圧で、まだ身体が起きていない。
- 慌ただしい朝は赤面を意識するほど頭が起きていない。
- 朝は、まだ赤面について深く考えていない。
- 朝はまだ、仕事上のストレスが溜まっていない状態だから
などなど…。
朝の仕事開始の時間帯は本来、体が昼に向かって活発になるように、自律神経系の「交感神経」が優位な状態にあり、血圧、脈拍の上昇を促すものです。
しかし、それに反して、私は朝、人と面と向かった時、午後の時間帯よりも赤面の症状が出にくいのを実感しています。
同じ人に対して朝、さらっとコミュニケーションを取れたのに、仕事終わり際に、その日の仕事に関するやり取りをする時は、なぜか顔が赤くなってしまうのです。
この私の経験から導き出せる事は、
ある程度ルーティン化された行動をする事によって、赤面症が表れにくくなる
朝の仕事始めのやり取りは、毎日ある程度、決まり事があるのでテキパキといつも通りに行います。
「動揺」の入る余地が比較的少ないので、赤面を忘れられるのかも知れません。
仕事を終えた後はあれこれ考えてしまう
それに比べて、午後や仕事終わりのやり取りでは、その日にあった事などを報告をする際、ああ言おう、こんな風に説明しようなどと考えたりしてしまいます。
そして、カッコつけて、頭の切れる人に見せようとか、面白い人だと思われたいとか、考えなくてもいいことを考えて、「緊張」してしまうのです。
朝とは違って、それまでに、いろいろと考える時間があって自意識過剰が増してしまうのでしょう。
そこらへんが、午後に赤面してしまう原因なのかと思います。
自分に意識を向けないようにする
対策
要は、例えとして、私が朝、赤面しにくいと感じたその体験を、赤面しそうな時に応用する。というような事です。
例えば、
- 夕方でも頭と身体をリフレッシュさせる(軽く体操などしてリラックスする)
- 休憩時間の度に前の事はすっ飛ばして、本日のスタートだと思って行動する。
「自分」を忘れる事。
完全に「自分」を忘れて、目が回る程、仕事に没頭している時に、ふと話しかけられた時など、普段なら赤面するはずの相手なのに赤くならなかった。という体験は有りませんか?
「自分は…」「なんか嫌だなぁ」「なんか恥ずかしい」これらはみな、意識が自分に向き過ぎている事から、意識のなかで劣等感のようなものが、ボリュームアップされて来るのです。
そうならないために
「自分を忘れる」「私心を捨て去る」。
いい意味で
「自分の事を棚に上げる」のです。
「周りの事象と自分」ではなく、「周りの事象」にだけで目を向けて行動してみましょう。
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